コラム

[コラム]山口周南レディースカップが明日開幕!

2025年JLPGAツアーのステップ・アップ・ツアー第21戦目となる『山口周南レディースカップ』が山口県の周南カントリー倶楽部(6,529YARDS)を舞台に明日開幕する。

今年で4回目を迎える本大会はJLPGAツアーのステップ・アップ・ツアーにおいて最終戦の直前となる試合。来シーズンのレギュラーツアー前半戦の出場資格獲得なるかという注目度の高い大会だ。

昨年大会は高橋しずくが首位と4打差からスタートし、見事な逆転劇で初優勝を飾った。最終戦終了時点で明治安田ステップ・ランキングのトップ10以内に入ると、クオリオファイングトーナメントはファイナルステージからになるため、優勝した高橋もこの権利が何よりも嬉しいと語っていた。

現時点での明治安田ステップ・ランキングトップの大久保柚季(16,140,100円)は今週欠場しているため、ランキング2位の皆吉愛寿香、3位の浜崎未来ら一つでも順位を上げておきたい選手らにとっては大きなチャンスとなる。

果たして4代目女王は誰になるのか。明日からの熱戦に期待したい。

【注目選手コメント】

皆吉愛寿香 (明治安田ステップ・ランキング2位・11/8時点)

「2位以内は絶対に守りたい気持ちなので、予選通過はもちろんですが上位を目指して頑張りたいです。今シーズンはショットはそこまで良いわけではないんですが、パッティングが良くて、そのパッティングのおかけで試合中の流れがすごく良くなっている感じがあります。周南はグリーンが綺麗で速いんですが、速いグリーンが好きなので、タッチを合わせながら、上手く読んで決められたらと思っています。できるなら早く決めたい気持ちはあります。エリエールへの出場は最後まで悩んだんですが、差のことを考えると最終戦まで出ることを選びました。今週で決められるように頑張ります」

浜崎未来 (明治安田ステップ・ランキング3位・11/8時点)

「残り2戦しかないので、まずは良いプレーをして良い結果で終われるように頑張りたいです。去年よりもグリーンが止まるイメージですし、去年よりは速くない感じはありますが、それでも難しいことには変わりないので、粘り強くやることが1番大事だと思っています。気持ちを切らさずに頑張りたいですね。ショットの精度はもちろん必要ですし、なるべくティショットを良いところに打つことと、グリーンを外してからパーで凌ぐことが多いと思うので、ロングでしっかりチャンスにつけてバーディを獲って、それ以外のホールはしっかりパーはじまで凌ぐゴルフができればと思います」

高橋しずく(ディフェンディングチャンピオン)

「最近、ウッドに自信を持てているので、そのおかげでバーディ数が増えてきて良い感じになってきている感触があります。今シーズンは特に前半戦はショットがバラついていたのでなかなか上位にいくことができなかったんですが、2週ほど前に久々にコーチに診てもらったら良い感じになりました。私は小さいグリーンが好きなので、練習ラウンドをしながらやっぱり好きなコースだなと思いながらプレーしていました。あとは耐えるゴルフのほうが、伸ばし合いよりも好きなので、連覇を目指して頑張りたいと思います」